まとめ
全体のイメージをそのまま伝える色使いにする。 5役色を使って美しく仕上げる。 5役色は、主役色、脇役色(引き立て色)、支配色(背景色)、融合色(なじませ色)、アクセント色。
配色する前に
- 楽しさは明るいトーンで。
- 広い色幅でお祭りらしく。
- 反対色を加えると、配色全体が引き締まるだけでなく、印象深い配色に。
- 伝えたい内容と配色のイメージが一致すると、共感を呼ぶ。
- 鮮やかで強い色のアクセントは、その面積が小さいほど効果的。
- 鮮やかな色が加わると楽しくなる。
- 鮮やかな色が加わると華やかになる。
- 反対色は全体を生き生きさせる。
- カラフルな色を組み合わせると、元気になると同時に、混乱もおきやすい。
- 明度を近づけると落ち着く。
- 彩度を近づけると、全体が同じ気分になる。
- くどい色の間に白色のスペースを挟むと、さっぱりして元気さが生きる。
- 白色を混ぜると強い色自体のイメージが変わり、ソフトで明るくなる。
- 純色の緑色は不自然で人工的に見えやすいので、黒を加えてなじませる。
配色のツール
- 同色系、類似色で配色すると、穏やかで落ち着いた印象になる。
- 逆に、色相差を最大にすると反対色になり、全体を引き締める効果になる。
- 明色を主体にすると明るく楽しくなり、暗色を主体にすると濃厚で落ち着く。
- 明度差を小さくすると上品になり、大きくすると活気が出る。
- トーンの位置によって、配色イメージの大半が決定する。
- 小さなトーン差は穏やかで調和し、大きな差は変化を生む。
- 主役色には、最も強い色を置く。
- 脇役色(引き立て色)は主役職の反対色。
- 支配色(背景色)が全体のイメージを支配する。
- 融合色(なじませ色)は中心的な色に近い色相でかつ少し渋めの色。
- アクセント色は反対色・高彩度が効果的。
引き立てる型1
- 主役をはっきりさせる。
- 背景色を控えめにしてワンポイントで落ち着いた楽しさを作る。
- 鮮やかな色は元気が出る。
- 色彩面を増やして活気を出す。
- 背景を渋めのトーンにすると落ち着く。
- 一段明るくすると、明るくて楽しい印象になる。
- 明度差をつけると元気になる。
- グラデーションとは反対に、各色が独立するように配置するセパレーションをもちいてリズムを出す。
- セパレーション効果を出すには均一に散らす。
引き立てる型2
- 反対色は配色の基本で、生き生きとして引き締める。
- 準反対色は穏やかな対比。
- 全色相方はお祭りの型。
- ピカソ流三角形はシンプルだがバランスが取れている。
- ゴッホ流十字型はバランスの取れた、偏りのない配色なる。
- 黒は隣に色を引き締める。
- 白は他の色をクリアにする。
- ソフトな主役はソフトな色郡で固める。
なじませる型
- 色相差を少なくして類似色の範囲で攻勢すると、穏やかなイメージが出来上がる。
- 明度の差をなくすと、バラバラ感がなくなり、調和する。
- 同じトーンにすると同じ気分に統一される。
- にぎやかすぎて混乱したら、三属性を共通化してグループに分けると、まとまりが出て落ち着く。
- ツートンは絶対的な安定型。
- グラデーションは安心感と落ち着きの型。
- モリス流対比ツートン型は緊張感が共鳴しあう、最もバランスのよい配色法。
- わずかな差しかない配色は、あいまいなので嫌われる。
- しかし意図的に微差を強調すると、上品な配色ができる。
- 離れた場所に、主役色と同系の色をおくと、配色全体が響きあう。
- 強すぎてしつこい配色には白地が有効。
- 嫌われる暗く渋いトーンを生かすには小面積のアクセントが有効。
イメージづくり
- トーンがイメージの大半を決定づける。
- やさしい薄明のトーン。
- 明るくやさしい明色のトーン。
- 強く元気な純色のトーン。
- 激しく重厚な暗色のトーン。
- ソフトな、明るく渋いトーン。
- 落ち着いた渋いトーン。
- トーン差を大きくすると活気が出る。
- 対比量を少なくすると、上品で少々ぼやけた印象になる。
- 対比量を大きくすると活気が出てくる。
- 面積日を大きくすると、シャープで動きのある印象になる。
- 重い色を上に置くと重心が上がり、動きができる。